セキセイさんの水浴びってとっても可愛くて見ているだけで癒されます。
水浴び大好きな子は1年通して全身びしょびしょになるまで浴びるんですよね。
本当に癒しなんですが、水浴びにも注意点があったりしますので、まとめてみました。
といっても、基本的なことばかりなんですけどね(苦笑)
お湯での水浴びはNG
冬場は特に愛鳥さんのためにも温かいお湯で水浴びさせてあげたくなるのですが、愛鳥さんのためを思えばこそ、お湯での水浴びはオススメ出来ません。
羽毛って撥水や汚れ防止の効果を狙って油のようなものでコーティングされているんですよね。
その油コーティングがお湯で水浴びすると、お湯に溶けて剥がれてしまうワケですよ。(水だと温度が低いため油が固まって剥がれにくいみたいです)
すると、撥水効果が下がって羽毛が水を含むので、水浴び後の乾くまでの時間が長くなり、愛鳥さんが風邪をひきやすくなってしまいます。
せっかく温かいお湯で風邪を引かないようにと配慮してあげたことが、逆効果になってしまうんですよね。(悲)
ドライヤーとかで早々に乾かせば問題ないのでは?と思われる方もいるかもしれません。
ですが、油コーティングの剥がれた羽毛は艶も失いますし、コーティングが剥がれているワケですからボロボロにもなりやすいんですよ。
風邪をひくからという観点以外からでもオススメ出来ません。
ちなみに油コーティングの"油"はセキセイさんの腰の辺り(尾羽の付け根のちょっと先辺り)にある「尾脂腺」というところから出ています。
ポツリと膨らんでいますので、指で羽をめくって探せばすぐに見つかると思います。
その「尾脂腺」から嘴に油をとって、全身の羽毛に毛繕いとともに行き渡らせているんですね。
頭部の羽毛は「尾脂腺」に直接擦り付ける仕様なのか、よく腰の辺りに頭を擦り付けている姿も見られますよね。
個人的にはその動作が可愛くて仕方ありませんので、皆さまにもチラ見をオススメいたします。(幸)
飲み水に溶かすお薬を服用中は水浴びNG
はっきり申しますが、お薬が溶けたお水って大抵が臭いし美味しくないんですよ。
(※サプリメントとかの場合はこの限りではありません)
だから、愛鳥さんも薬水を飲まずに、水浴び用のお水で水分を摂ろうとするんですよね。
気持ちはわかりますが、薬水を飲んでもらわなくては困るので、飲み水に溶かして与えるお薬を服用中は水浴びはNGになります。
まぁ、本来の理由は鳥さん自体があまり水分をとらなくても大丈夫な身体の構造になっているからだそうですけどね。
なんでも、水浴び中にどうしても飲んでしまう水で、セキセイさんの必要な水分量を摂取してしまい、肝心の薬水の摂取量が減らないように…でしたかね。
(うろ覚えです(汗))
ちなみに…
水浴びは関係ありませんが、青菜などのお野菜も、お野菜から水分を摂取してしまうという理由で薬水の服用中は与えないでね。といわれますね。
水浴び中は目を離さない
"放鳥は目を離さない"と同様に"水浴び中も目を離さない"に限ります。
人間だってひざの高さまで水深があれば溺れますからね。
セキセイさんだって水深が浅くても、足を滑らせて仰向けになり、パニックでもおこしていたら溺れます。
特に、セキセイさんを含む多くの動物は口で呼吸が出来ないそうなので、口は出ているからと安心しない方が良いかもです。
あと、なんとなくですが、人間によく懐いた子ほど、人間を信頼して危機管理能力が低下するといいますか、好奇心で身を滅ぼすんですよよね。
悪戯とかも悪いとわかっているからか、人の目を盗んでやったりしますし、水浴び中も目を離さないに越したことはありません。
まぁ、水浴びする愛鳥たちはそれぞれに魅力的すぎて、目を離したくなくなるほどですけどね。
本当に眼福です。拝める。(幸)
ちなみに、私のところでは飼い主が知らないところでの事故が怖くて、外付けするタイプのバードバスとかは常時つけていませんでした。
パニックをおこした愛鳥がバードバスの中に入ってしまうのが怖かったんですよね。
と、いうことで水浴びのときの注意点でした。
基本的なことしか書いておらずすみません。