愛鳥がいた当時、大型インコやオウムさんの漫画を読んでいてふと思ったんですよね。

「あれ?漫画のオウムさんは風切羽を切っているのに、セキセイさんは風切羽を切らなくていいの?」って…

つまり
大型インコやオウムさんとセキセイさんの飼育は共通するところがあるから愛鳥(セキセイさん)も風切羽を切る必要があるのでは!?

みたいな(笑)

飼育書にも技術として紹介されているだけで、「切った方がいいよ~」とも「切らなくていいよ~」とも書いていなかったりして「どっちよ!?(泣)」ってなったりしましてね(笑)

なので今回は"セキセイさんも大型インコやオウムさんのように風切羽を切って飼育する必要があるのか"を私なりに掘り下げてみました。

わたし的な結論:普通に飼育する分には風切羽は切らなくても問題ない

先ず結論から言いますと、長年セキセイさんばかりなん十羽も飼育したり、近くで見ていましたが、私がセキセイさんを飼育する上では"風切羽を切る必要はなかった"です。

むしろ、風切羽を切って飼育しようとすると
・何度も切らなくてはいけないので手間だったり、
・注意しないといけない点も多いので

特別な理由でもなければ切らない方が簡単に飼育できるのかもなぁとも思いました。

ただ、飼育の環境やスタイルもおうちごとに違うでしょうから、それぞれのおうちに合ったスタイルに合わせて風切羽を切って飼育することに関しては全く否定しません。

なので、
基本「風切羽は切らずに飼育可」
だけど、「必要なら風切羽を切っての飼育も可」(但し、その分注意事項も増えるよ)
って感じですかね。

"風切羽を切ること"が飼育に絶対に必要というわけではなく、必要なら風切羽を切っても飼育できるよみたいな。

風切羽を切るとどうなる?

では、今さらながら"風切羽を切る"ということはどういうことかというと、

愛鳥の翼の羽(風切羽)を切って"あまり飛べないようにする"ってことです。(専門用語では「クリッピング」といいます)

この辺は経験がないのでどのくらい飛べなくなるのか詳しいことは言えませんが、

飛べていた子の風切羽を切ることで飛ぼうとして高いところから落ちてしまう事故を起こすこともあるという話も読んだことがありますから

よほど飛べなくなるんだろうと思います。

ただ、いつだったか私が自分で愛鳥(セキセイさん)の風切羽を切ったときは
切り方がおかしかったのか、
それとも切り方があまかったのか、
重たい羽音を響かせながらも普通に飛んでましたけどね。(苦笑)

きちんと"あまり飛べないようにする"効果を得ようと思うなら、お店や病院の人に頼む方がいいかもしれません。

ってか風切羽も「次列風切羽」とかいろいろあって、はてなマークがたくさんつきますし、ある程度深く切らないと効果も得られにくいのに、あまり深く切ると出血の心配もあったりして
ビビりな私には自分で効果が得られるように切るとか土台無理な話だったのですよ(真面目に手が震えます)

話を戻しまして、切ってしまった風切羽ですが、換羽とかで羽が生え換わると、切った風切羽も抜けてキレイな切られていない風切羽が生え揃いますのでまた飛べるようになりますよ。

一度切ったら二度と飛べなくなるかも…と私並みに心配な方は安心してください。

(あぁ、でも何事にも例外はありまして、一度飛べなかったばかりにトラウマみたいになって飛ぶ機能にはなんの問題もなくても飛べなくなった子もいたりするのでそういう複雑な心理要素の点は難しいです。(汗))

どういった時に風切羽を切るのか

次に、どういった時に風切羽を切ったりするのかですが、セキセイさんにおいて私が知っているのは

「セキセイの成鳥さんをお迎えする際、移動中の逃げられ防止の"保険"」として切られることがあるみたいです。

ゲージやカゴを持参していなかった場合、多くは愛鳥さんに手のひらに乗るほどの小さな厚紙の箱に入ってもらっての移動になると思います。

そういった移動の際に箱のフタが万が一開いてしまったら?

大人のセキセイさんなら飛んでいけてしまいますよね。

絶望しかありません。

なので、あまり飛べないように風切羽を切って(クリッピングして)新しいご家族のもとに送り出すことがあるそうです。

といっても、多少は飛べますから"どこまでいっても保険"であることを忘れずに、逃がしてしまわないよう大切に連れて帰りたいところですけどね。

あと、風切羽を切る状況としてはご家庭の事情で…ってくらいでしょうか。

飛べないようにして人を頼るようにさせることでうんぬん…という話も聞いたことありますが、それならわざわざ風切羽を切らずとも代案があるよね。とも思いましたし。

まぁ、ヒナからお迎えしたとしたら一生風切羽を切るような機会がない子も大多数だと思います。

ちなみにですが、

大型オウムさんのようにカゴなしでお外を散歩したいからと風切羽を切りたい方もいらっしゃるでしょうが、私的にはあまりオススメしていません。

理由?
私はビビりなので鳥かごという名の防壁なしにカラスや猛禽、猛獣の前に愛鳥を連れ出せないからです。(笑)

それなら、風切羽を切らずに鍵付のゲージに入ってもらったまま私が抱えてお散歩します。愛鳥は必ず守ってみせますです。(笑)

風切羽を切った際の注意点

最後に「風切羽を切った際の生活が想像できないと自分はどうしたいのか判断がつかないよ!」という方のためにも風切羽を切ったら注意しておくことも記載しておきます。

あまり風切羽を切っていない場合と違わないように見えますが、これが案外気を使いますよ。

踏みつけなどの事故

風切羽を切っていない子にも言えることなのですが、小さな身体でけっこう行動力がありますから

・踏みつけてしまった
・下にいると知らずに座ってしまった

みたいな事故に繋がったりします。

風切羽を切っていない子でも起きる事故なのですから、風切羽を切って床などの低い位置にいるであろう子ならなおさら注意が必要です。

愛鳥さんと飼い主さんの信頼関係が深まっていたりすると、飼い主さんを信じすぎて愛鳥さんも逃げなくなってしまいますしね。

放鳥中などは愛鳥さんから目を離さないことがより大切になってきそうです。

高いところから落ちること

あと注意しておきたいのが落下の事故です。

風切羽を切ってあまり飛べないようにしていると、高いところから落ちても飛べずに落下してケガや骨折、悲しい別れなどに繋がります。

本能的に飛ぼうとして翼を広げて落下、翼を折ってしまう…ということも多いそうです。

本来なら飛べるので愛鳥さんの自力で落下を回避できるのでしょうが、風切羽を切ると期待出来ません。

飛べないセキセイさんにとっては人間の膝の高さでも高いでしょうから、あちこちに足を滑らせて落ちないような工夫や飼い主さんが愛鳥さんのそばを離れないなどなど、"落下防止や落下したときのため"にたくさんの注意と工夫が必要になったりします。

それから、風切羽を切った直後も「まだ自分は飛べる」と思っている愛鳥さんが自ら高いところから飛ぼうとして落下したり、高いところにいるときに驚いた際、本能的に飛ぼうとして落下したりすることもあるので、こちらも注意が必要ですね。

運動不足・肥満になりやすい

風切羽を切った子は"飛ぶ"という行動が制限されることになりますので、どうしても運動不足や肥満になりやすく注意が必要になってくるそうです。

というのも、鳥だから"飛ぶ"というのは当たり前の行動に見えますが、歩いたり、走ったりするよりもとてもエネルギーを使う行動らしいのです。

人間でいうとちょっと激しい運動であるバスケットやサッカーみたいな感じでしょうか。

(放鳥中にセキセイさんの徒歩移動が多いのは飛ぶとエネルギーも余計に消費するし、大変だからなんて説もあるくらいなんですよ(笑))

なので、放鳥中に飛ぶことはとてもいい運動になっていたりします。

その"飛ぶ"という激しめの運動が制限
されるので、若く体力が有り余っているセキセイさんとかは特に運動不足や肥満に注意が必要になってきそうというわけです。

 

ということで今回は"セキセイさんも風切羽を切って飼育する必要があるかなぁ?"って話でした。

まとめると
・「基本、風切羽を切る必要はない」
けれど、「必要なら風切羽を切っても飼育できる」(但し注意するべきことが増えるよ!)

・ほとんどのセキセイさんが風切羽を一度も切られずに生涯を終える
・切るとしたら
「成鳥さんをお迎えする際に移動中の逃げられ防止の保険」
「家庭の事情」
くらい

・風切羽を切るなら「踏みつけ」や「落下」の事故に注意!
・運動不足で太りやすくもなるよ!

って感じですかね。

なんかすごく長くなりましたが、これで〆です。

どなたかの参考になれば幸いです。

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