1日の放鳥時間は30分~1時間くらいにしている方が多いでしょうか。

ただ、放鳥時間の長さ(1日に1時間出したとか、4時間出したみたいな)よりも<毎日、同じ時間帯に同じ時間の長さだけ放鳥してあげる。

と、言うことの方が大切みたいです。

・今日は、朝から30分出してあげた。
・次の日は、夜から2時間出してあげた。
・更に次の日は、早朝から1時間出したあげた。

みたいにその日、その日で放鳥のタイミングや時間の長さが変わると、

愛鳥さん自身の生活のサイクルが作れず、なんだか毎日がバタバタになってしまいますよね。

それよりも毎日決めた時間に決めた時間の長さだけ出してあげることで、愛鳥さんも生活のリズムが整いますし、ゆったりと過ごせると思います。

それに、放鳥時間を決めてあげることで籠に帰る時間を覚えて、時間になると愛鳥さんが率先して籠に帰ってくれたりもします。

(逆に時間になると、まだ帰りたくないアピールを始める子もいますけどね(苦笑))

鳥が時間を覚える?と、疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、朝、毎日同じ時間に起こしていれば、飼い主が寝坊したときには目覚ましよろしくピヨピヨ鳴き起こし

夜も同じ時間に寝かしつけていれば、その時間になると部屋を明るくしていても、うとうと眠り始めたりします。

下手な時計よりも正確だったりしますよ(笑)

ちなみに放鳥の時間帯ですが、

朝起きてすぐ放鳥時間に入る方もいれば、お昼は家にいないから夜の寝る前に少し出してあげる方もいます。

午前と午後にわけて少しずつ出してあげる方もいるみたいです。

つまり、ご家庭によって様々ということですね。

なので、飼い主さんの生活スタイルに合わせた時間帯に決めてあげれば良いと思います。

そうすることで人間側の負担も軽くなり、毎日の放鳥時間も『大変な事』ではなく、鳥と人間、双方に楽しい時間にできそうです。

最後に

朝、鳥籠の出入口を開け放してそのまま1日放鳥して、夜、眠るときに鳥籠に帰す。みたいな、あまりに長過ぎる放鳥はオススメしません。

理由としては鳥籠が巣箱の代わりになってしまう可能性が出てくるからです。

愛するパートナーがいて豊富なエサと安全な巣箱(ここでは鳥籠ですね)があれば、そりゃ発情を促しますよね。

メスなら発情が続き、産卵が続けば最悪寿命を縮みかねませんし

オスなら大事な巣箱内(鳥籠内)を守ろうと、鳥籠内だけ狂暴性が高くなることもあります。

どちらもあまり好ましくないですよね。

どうぞ飼い主さんの生活にも合った放鳥時間が見つかりますように。

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