私、ネットで鳥さんのことを見ていてある一文が胸に刺さったんですよ。
それが
"鳥さんは病気を隠す生き物です"
という言葉です。
よくこれで泣いたんですよね。(苦笑)
基本的なことって、慣れてくると本当に忘れてしまいがちです。
なので、今回は『初心を忘れずに！』をテーマに
「後悔、先に立たず！後悔、後を絶たず」な項目を紹介出来ればいいなぁ…と思います。
鳥は病気を隠す生き物だということ
先ず紹介したいのは、冒頭でも触れた『鳥は病気を隠す生き物』だとということ。
基本中の基本な話なのに本当に忘れやすく、案外さらっと流されてしまうんですよね。
それに本鳥の隠し方も上手く、
・餌を食べたふりして、全く食べていなかったり
・水も飲んだふりして、プルプルと余所に飛ばして飲んでいない
・糞も出す仕草はするのに、実は出ていない
・あくびの仕草に似せての、生あくび
・飛び回ったりカゴ内で元気アピールしてるけど、実は身体はきついし体重も落ちていた
・病気で吐いた餌は周囲にばらまくので、直接見たか音を聞いたかしないと発見もしにくい
・ってか、そもそも羽毛で痩せたか太ったかも判りづらくしてる
などなど、
巧妙に隠してきます。
その為、隠しきれなくなって明らかにおかしいと気付いた時には手遅れだったりするんですよね。
特にセキセイさんなどの小さい種は体力が少なく、病気だと気付いた次の瞬間にはお空へと旅立っていたということも少なくありません。
あれがサインだっんだ…あの時に病院に行っていたらﾓｼｶｼﾀﾗと後悔したくなければ、
・毎日の自宅でできる健診
・いつも愛鳥さんの様子を細かいところまで見てあげること
・普段からの健康診断
・何か些細な違いやおかしな点があるなら、恥も外聞もなく鳥の専門病院に駆け込むこと
などとっても基本的なことをオススメします。
放鳥中は目を離さないこと
愛鳥さんたちとの生活に慣れてくるとやってしまいがちなのが、『放鳥中に愛鳥さんから目を離してしまうこと』です。
気が緩んで目を離すと…
・愛鳥さんがいつの間にか姿を消したり
・静かに書物や畳、壁紙などの破壊活動に勤しんでいたり
・謎のピンチに陥っていたり
などの、たくさんの災いの種が潜んでいます。
中でも飼い主さんと愛鳥さんがお互いに信頼しあい、お互いがいる生活に慣れてきたからこそ起こるのが
『愛鳥さんを踏んでしまう事故』です。
愛鳥さんは今までの生活の中で飼い主さんが愛鳥さんを傷つけることはなかったから今回も大丈夫。と避けず
飼い主さんはもともとソコに愛鳥さんがいるとは思わなかった。＋本当に危ないときは逃げるとどこかで思っていた。と避けず
双方の慣れや信頼が油断に繋がり事故が起こります。
なので、お互いがいる生活に慣れてきたからこそ放鳥中は愛鳥さんから目を離さないようにしましょう。
まぁ、愛鳥が可愛くて目を離したくても離せないんですけどね。(笑)
あ、でもトイレに行った間に消えた愛鳥もいたので、おトイレは放鳥の前に済ませた方が賢明です。(汗)
香りや空気に気を使うこと
普段しっかりと気を付けて対処しているのに、うっかりしたところで問題として現れるのが『香りや空気の問題』です。
私たちの生活には人間には大丈夫で有益でも、愛鳥さんたちには有害で命に関わる香りや成分がたくさん溢れています。
例えば、
・消臭剤や除菌剤
・様々なスプレー類
・アロマグッズ
・虫除けグッズ
・テフロン加工のから焼き
などなど
一時的や季節柄で登場するものもあるので本当に注意が必要です。
新しいものを取り入れたり、行動するときは愛鳥さんにどんな影響を与えるかも考えていくと予防に繋がると思います。
ちなみに、お花や柔軟剤、洗濯剤なども気を付けていらっしゃる方がいるそうで、私にはとても勉強になりました。
愛情を与えること
最後にこれ『愛鳥さんに愛情を与えること』ですね。
釣った魚に餌をあげない的なやつです。
どんなに頑張って愛情を注ぎ世話をして飼い主さんを大好きな手乗りに育てても、愛情を与えるのをやめてしまえば愛鳥さんにフラれます。
人間に興味を示さなくなり、手や人間を怖がるようにもなり、手乗り崩れの荒鳥になることうけあいです。
最悪、寂しさから心を病み、そのまま…ということもあったりします。
ってか、愛情を与えていても家族や他の鳥さんに愛鳥の愛をかっさらわれたり、おもちゃになびいて行ったり、ライバルはすこぶる多いです。
どれだけ愛鳥に袖にされたことか…(泣)
そんな、愛鳥さんの中での"好きな（分類の）人"という崇高な立ち位置を確保し続けるためにも、
愛鳥さんとの毎日のコミュニケーションとたくさんの愛情を注ぐことを忘れないでください。
まぁ、例え愛鳥がどれだけ私を嫌おうとも、私は愛鳥が大好きなので勝手に愛情を注ぎ続けるんですけどね。(笑)
怒った顔も可愛いとか尊いです。
ということで、初心を忘れたくない！
セキセイさんの基本の話でした。
どなたかの参考になれば幸いです。
