鳥さんの呼び鳴きって"無視をしてしつける"イメージがありますよね。

でも、しつける呼び鳴きだけじゃないんです。

今回は飼い主さんに要求がある時にする呼び鳴きの話をしていこうと思います。

要求の呼び鳴きってどんなもの?

しつける呼び鳴きは部屋に取り残された寂しさや、本能的な生命の危機的不安から呼び鳴きしますよね。

ですが、要求からの呼び鳴きはそのまんま飼い主さんに不満があって要求を訴えて呼び鳴きします。

例えば
・お水が飲みたいのにお水が汚くて飲めないからお水を替えてとか
・エサが入ってないよ
・運動不足でストレスがたまってるよ
・もっとボクに構って
・決められた放鳥(起きる・寝る)の時間だよ
とかですね。

どの理由も愛鳥さんにとって正当性のある理由が多いように思います。

しつけする呼び鳴きとの違い

しつけする呼び鳴きとの違いは、飼い主さんが愛鳥さん目の前にいても、呼び鳴きを続けたりするところでしょうか。

置いてきぼりをくらって飼い主さんを求めて鳴くワケではなく、飼い主さんに要求があって呼び鳴きしているので、飼い主さんがいても鳴き止まないんですよね。

むしろ、飼い主さんが近寄ると鳴き声がひどくなる事さえあると思います。

対処法

何を求めて要求の呼び鳴きをしているのか探り、要求を解消してあげると鳴き止んでくれます。

なので
・エサは入っていますか?
皮付餌を与えている場合、エサの殻だけ入っていて食べる中身が入っていないというのはよくあります。
あと、表面のエサしか食べない子もいますので、底の方にはエサが入っているからと放置すると餓死もありえます。そういう子には1日分のエサを朝晩などにエサを分けて与えると良いかもしれません。

・お水は入っていますか?または汚くないですか?
冬の乾燥する季節は蒸発していつの間にかお水が入ってなかったりします。
飲み水の中に糞が入って汚れるときは、エサ箱カバーのある入れ物にしたり、お水の上に止まり木を設置しないだけでずいぶんと違いますよ。

・運動不足で呼び鳴きしている
毎日同じ時間に同じ時間だけ放鳥してあげると、この時間には出れるからと期待して呼び鳴きが減るそうです。

・もっと構って欲しい
放鳥だけがスキンシップの場ではありません。
カゴ越しに声を掛けてあげるだけでも愛鳥さんは喜びます。
おしゃべりに反応して返事を返してあげると、気をよくして更におしゃべりを極めるかもしれないですよ。

 

こんな感じで要求を解消してあげると呼び鳴きもおさまると思います。

と、いいますか、要求の内容のほとんどが、毎日の基本的なお世話(愛情込みで)への要求のことが多いですよね。

なので、要求の呼び鳴きは毎日の基本的なお世話(愛情込み)をしっかりしてあげることで予防出来そうです。

 

さてさて、
呼び鳴きにも様々な理由があります。

愛鳥さんをよく見て理由を探ってから、呼び鳴きの理由に見合った対応をとれると良いですよね。

おすすめの記事