愛鳥さんが増えるのは宝物が増えることと一緒で幸せも増えることに間違いはありません。
ですが、一度にたくさんの愛鳥さんがいることで感じるデメリットもあったりしますよね。
今回はそういう、私が感じた多頭飼いゆえのデメリットをお伝えできたらなぁと思います。
1羽の愛鳥に向ける時間が減った
一度に何羽かの愛鳥を飼育していて一番のデメリットだと思ったのは『1羽1羽に向き合うための時間が減ったこと』だと思います。
当たり前ですが飼い主である私の体はひとつですから、どの子かに目を向けているとき他の子のことは見ていないことになります。
そうすると
1羽の子が病気にかかって看病しているときに、その子にばかり目がいってしまい、他の子が病気のしぐさをしていても気づけない。とか
放鳥中、全ての子に気をかけていたつもりが、いつの間にか1羽消えてる。あの子どこ行った!?とか
右の子を構っていたら、左の子がいつの間にかピンチに!?
みたいなことが起きやすくなるんですよね。(汗)
それに、1羽の子と向き合う時間が減ると愛鳥の個性をより細かく掘り下げて知る機会が減るので、"大勢の中の1羽"という存在になってしまいがち。
どの愛鳥も分け隔てなく大好きで特別だから愛鳥1羽1羽と深く付き合いたいと思う私には、向き合うための時間が減ってしまうことがけっこう大きなデメリットでした。
人間に対しての興味が薄くなりがち
私が感じた二つ目のデメリットは『鳥さん同士の仲間がいることで人間に対しての興味が薄くなりがち』ってことです。
例えるなら
あなたが全然知らないところに来て
「言葉の通じない相手」と
「言葉の通じる相手」
がいたら
「言葉の通じる相手」と先ずは対話を図り、仲良くなりやすいですよね。
そんな感じの話です。
つまり、
言葉の通じる相手がいることで、
言葉の通じない人間との対話に必要性を感じず、
人間への興味感心を向けにくくなるわけですよ。
もう、鳥さん同士だけで世界が完結しちゃうんですね。(笑)
なので、人間にベタなれにしたいなら1羽飼いをオススメされます。
まぁ、私はそんな鳥さんコミュニティーの中にぐいぐいと入っていくわけですが(笑)(笑)
ちなみに…
もともと1羽飼いで飼い主さん大好きの愛鳥さんのもとに新しい愛鳥さんをお迎えする場合は、話が変わって来たりするので注意が必要です。
というのも、新しく迎えた子は上の例に当てはまりますが
今いる愛鳥さんは既に大好きな飼い主さんとのコミュニティーを作っているので、言葉が通じたとしても新しい仲間に必要性を感じないわけですよ。
むしろ、今まで大好きな飼い主さんの愛情を独り占めできていたのに、新しい子が入ってきたせいで飼い主さんの愛情が新しい子に割かれ、寂しい思いから問題行動を起こす引き金にもなりかねません。
なので、飼い主さん大好きな愛鳥さんのためにと新しい愛鳥さんをお迎えする場合は細心の注意を持ってお迎えすることをオススメします。
ということで、多頭飼いをしていたときに私が感じたデメリットでした。
どなたかの参考になれば幸いです。