セキセイさんをお迎えするにあたってヒナからお迎えするか、成鳥(大人や若鳥)からお迎えするかで悩みますよね。
ヒナからお迎えした場合はヒナの時にしか見れない姿がありますし、成鳥でお迎えした場合はお迎え直後の愛鳥の緊張ぶりが可愛すぎて鼻血がでます。
ヒナからお迎えしても、成鳥からお迎えしても幸せがそこにあります。
その中から今回は成鳥からお迎えした場合のメリット・デメリットをご紹介出来ればと思います。
ちなみに、前回はヒナからお迎えした場合のメリット・デメリットを書いています。
気になる方はどうぞ。
と、いっても成鳥から迎える場合のメリット・デメリットと反対のことを書いているだけなんですけどね(汗)
とりあえず、本題いきましょう!
目次
成鳥からお迎えするメリット
体力や健康面が安定している
羽毛も生え揃っていますから自身での体温調整の能力も完成してきているでしょうし、ヒナよりも成鳥の方が体力や健康面は安定しています。
人間でも幼い子供よりも大人の方が体力があり、健康面も安定してますよね。そんな感じです。
ただし、人間の"大人"でも若い働き盛り方よりも老齢のおじいちゃん、おばあちゃんの方が体力や健康面に注意が必要なように、セキセイさんだってご高齢(6歳とか7歳くらい)になってくると体力や健康面に注意が必要になってきますので、その点はお迎え前に愛鳥さんの年齢、体調、持病などを要確認してあたたかくお迎えしたいところです。
3~4時間おきに餌を与える必要がない
成鳥しているということは既に1人で餌を食べられるでしょうから、ヒナのように3~4時間おきに餌を与える必要がなく、昼間、お仕事や用事でヒナに割く時間がとれない方も成鳥さんならお迎え可能だったりします。
なので、セキセイさんをお迎えしたいけど、ヒナから育てる時間がない…(泣)みたいな方にはメリットになると思います。
あと成鳥ですからある程度、雌雄の判別がつきやすくなっているのも魅力ですね。
成鳥からお迎えするデメリット
世間のイメージより淡白な関係になりやすい
デメリットというのかわかりませんが、手乗り(人間を大好きのべたべたに懐く)になりにくいということはあると思います。
インコやオウム類って愛情深くて飼い主にスッゴく懐いているイメージありませんか?
いえ、間違いではないですけどね、飼い主さんへの重たい愛情がある意味彼らの売りですから。
ただ、インコやオウム類は確かに愛情深い鳥種ですが、セキセイさんを成鳥でお迎えした場合は世間のイメージ程べたべたに慣れることは難しいかもしれません。
例外として
人間を大好き(手乗り)にするために手間ひま掛けてショップやブリーダーさんがずっと訓練してくれていたりとか、
成鳥でお迎えしたセキセイさんと何年も掛けて根気強く段階を踏みながら接したお陰で懐いたとか(こちらの場合は愛鳥さんの性格等の兼合いもありますので、特に難しい)
例外もたくさんありますけどね。
ですが基本、成鳥でお迎えしたら飼い主さんの顔を覚えてくれて、広義の意味で仲間と認識されるに留まる程度にしか懐かない感じじゃないでしょうか。
なので成鳥でお迎えした場合は、懐かないワケではありませんが軽く一線を引いたお付き合いになりそうです。
ついでにいうと、手乗りには欠かせない放鳥(籠から出して運動させてあげる時間といいますか飼い主が遊んでもらう時間)も籠に戻せなくなったりしますので放鳥時間は無しになったりします。
そうなると、セキセイさんは特にもとがあまり身体を触られたくない鳥種のため、イメージより懐かなかったと思われるかもしれません。
人間が大好きのべたべたに慣れた手乗りにするならなんとかお時間を作っていただいてヒナからお迎えすることをオススメします。
ただ、ヒナからお迎えしても、お迎え後の接し方しだいで、愛鳥さんから興味を失われたりするのでその点は要注意ですけどね。
ちなみに、大型のオウムさんたちとかは成鳥からお迎えしてもべたべたに懐くそうなので、ちょっとだけセキセイさんとの潜在能力の違いがうかがえますよね。
餌はお迎え前のところから引き継ぎになる
一応、もうひとつデメリットをあげますと、飼い主さんの方で餌を選べないというのがあります。
デメリットといいましても、セキセイさんは単純にシード(種子)主食からペレット(人工固形飼料)主食に切り替えるのは難しいから、ペレットを主食にしたい場合はお迎えもとを考えた方が良いよという程度なんですけどね。
特にお迎えもとからペレットを食べていたとしても
お迎えもとではA社のペレットを食べていたようで、用意していたB社のペレットは食べなかった…なんてこともあるかもしれません。(シード主食ではA社は食べるけどB社のは食べないなんてことはあまりないのですがね)
インコ・オウム類はグルメという名の好き嫌いが激しい子が多いですから、セキセイさんもその例に洩れないワケです。
まぁ、与える餌に拘らなければお迎えもとからの餌を引き継ぐよというお話なので、特に大きなデメリットでもないんですけどね。
ちなみに、
餌が変わると食べないことがあるので、お迎えもとで食べていた餌はヒナからお迎えするにしても、成鳥からお迎えするにしても要確認で、同じ餌を用意しておいた方がよかったりします。
ということで、今回の話をまとめると
・昼間にお仕事等をしている人もセキセイさんをお迎えできる
・雌雄の判別がつきやすくなっている
・餌はお迎え前のところからの引き継ぎになる
って感じでしょうか。
なんだか上手にまとめきれず、だらだらになってしまいました。
どなたかの参考になれば幸いです。