セキセイインコの呼び鳴きと一言でいっても、実は様々な理由で呼び鳴きしますよね。

今回はそんなセキセイインコの呼び鳴きの理由と対策を軽くまとめてみました。

"飼い主さん"を求めて鳴く

一般的に無視をして躾をしようと言われる類の呼び鳴きですね。

理由としては

・生命の危機的な不安から鳴く
・飼い主さんを求めて鳴く
・確認のために鳴いてみる

こんなところでしょうか。

対策はやっぱり"無視をする"ということになると思います。

反応しないってことですね。

ただし、無視されることで、寂しさやストレスから愛鳥さんが"うつ"や自咬症(自分をかじって傷つけてしまう行為)になってしまうこともあるようなので、愛鳥さんを注意して見ておいてあげてください。

お迎え直後や家族との別れで昔の仲間を求めて鳴く

こちらは今まで一緒に暮らしていた他の鳥さんや家族との"別れ"があったときによくある呼び鳴きです。

大人の鳥さんをお迎えした時も同じ理由から呼び鳴きします。

"お迎え"したのに何故"別れ"?って思いますが、考えてみてください。

"お迎え"という飼い主さんには嬉しいイベントでも、迎えられた愛鳥さん自身にとっては住み慣れた場所から"昔の仲間と別れて"飼い主さんのお宅にお迎えされるワケです。

一種の"お別れ"ですよね。

我が家でもお嫁さん候補として迎えたセキセイさんが、お迎えして一週間ほど不安げに呼び鳴きしていたのを今も思い出します。
いろいろあって、ちょっと想い出深いセキセイさんでした。

話は戻しまして、出会いと別れの時の呼び鳴きの理由ですが、
実は飼い主さんを呼ぶときの理由とほぼ同じだったりします。

・生命の危機的な不安から鳴く
・相手を探して鳴く

ですね。

躾として無視をする呼び鳴きと違うのは、愛鳥さんが呼び鳴きで求めている相手が姿を現すことができる状態にあるかどうかです。

例えば、飼い主さんを求めて呼び鳴きしていたとして、飼い主さんが同じ家の台所やお風呂に入っている場合は、その作業を中断すれば飼い主さんは愛鳥さんの呼び鳴きに応じて愛鳥さんの所に姿を現すことが出来ますよね。

実際、愛鳥さんも飼い主さんが近くにいるとわかっていて呼び鳴きしたりしている節があります。

ですが、飼い主が旅行に行っていたり入院していたりしたら、飼い主さんは愛鳥さんの所には行けませんよね。

鳥さんの場合でもそう。

里子に出されたり、死別の場合は呼び鳴きしている愛鳥さんのもとに姿を現すことは出来ません。

愛鳥さんも存在が近くに感じられないので、群れからはぐれたかも知れない相手を探して呼び鳴きするんですが、求める相手は姿を現せません。

この求める相手が姿を現すことが出来るか出来ないかが、躾をする場合との大きな違いになります。

ちなみに、お迎えした場合では自身がはぐれた側になり、昔の仲間を求めて呼び鳴きしますが、昔の仲間は姿を現すことが出来ない状態ですね。

 

さて、やっとこ"別れ"からの呼び鳴きに対する策ですが、実は飼い主さんに出来ることはほぼありません。

飼い主さんを求めて呼び鳴きしているワケではありませんからね。

出来ることは
呼び鳴きの防音対策としてアクリルケースで鳥籠を囲うとか
愛鳥さんの心のケアと、

あとは環境の変化や寂しさから体調を崩す子がよくいますので、
ちゃんとエサを食べているか、
体重や糞、普段の様子をなど
"よくよく観察しておくこと"くらいでしょうか。

特に仲の良かった子や番をなくした子は要注意です。

セキセイさんの愛情深さも相当なものですから、パートナーが死別したら自身も後を追うように衰弱して…なんてことも珍しくないんですよね。

"要求"があって飼い主さんに訴えている

ようやく最後ですね。

要求の呼び鳴きは文字通り飼い主さんに"要求"があって呼び鳴きします。

つまり、要求の呼び鳴きの理由は生活の中に不満があるからですね。

不満とは

・エサが入っていない
・水が汚れて飲めなくなっている
・運動不足
・もっと構って欲しい

など正当な要求であることも多いです。

なので、対策としては不満を解消してあげることで要求からの呼び鳴きは収まります。

ちなみに、要求の呼び鳴きですが、飼い主さんからの愛情を込みで基本的なお世話をしていれば、解消されることがほとんどです。

規則的な生活と愛情込みの基本的なお世話が要求の呼び鳴きの予防につながりそうですよね。

そういえば、たまに調子に乗って呼び鳴きをすれば要求が通る!と勘違いする子がいます。

きちんと放鳥の時間は取っているのに、決めた時間以外での放鳥の要求による呼び鳴きや

必要以上におやつや食べ物が欲しいからとする呼び鳴きは

「また、明日出してあげるね」とか
「これ以上おやつはないよ」など

声を掛けながらスルーして大丈夫です。

幼い子供がもっとおやつが欲しいからと泣いても、なだめすかしておやつを与えたりはしませんよね。

そういう躾と一緒です。

怒鳴る必要はないですが、適当に声を掛けながらしれっとスルーしていれば、セキセイさんだってこの反応の時は要求が通らないんだって覚えていきます。

逆に決めた時間やものを飼い主さんがこなさない場合にはセキセイさんからお小言が飛んできたりしますけどね。

セキセイさんも案外柔軟に対応してくれますので、飼い主さんも肩の力を抜いて柔軟に対応していくといいと思いますよ。

まとめますと、

ケース1:飼い主さんを求めての呼び鳴き

《理由》
・生命の危機的な不安から鳴く
・飼い主さんを探して鳴く
・物音がしたから飼い主さんがいるかも?と確認のために鳴いてみる
《対策》
・呼ばれても応答しない
・いくら鳴いても大丈夫なように防音対策する
《注意点》
・個体によっては寂しさやストレスから"うつ"や自咬症になる可能性あり。

ケース2:大切なモノとの"別れ"から呼び鳴き

《理由》
・生命の危機的な不安から鳴く
・存在を確認出来なくなった相手を探して鳴く
《対策》
・愛鳥さんの心のケア
・いくら鳴いても大丈夫なように防音対策をする
《注意点》
"別れ"から体調を崩す子が多い。仲の良かった相手や番をなくした子の体調管理には要注意。

ケース3:要求があって呼び鳴き

《理由》
・飼い主さんに不満があり、要求している
《対策》
・不満を解消してあげる
《注意点》
・わがままな要求からの呼び鳴きに対してはしれっとスルーすることが必要。

という感じですかね。

 

さてさて、呼び鳴きにも種類がありそれぞれ理由が存在します。

愛鳥さんをよく見て、どういう理由から呼び鳴きしているのか、見極めることで対応も変わってきますよね。

私はけっこう人間の幼子にするように接していました。

といっても、人間の幼子と接する機会はないので、"雰囲気的に"ですけどね。(苦笑)

どなたかの参考になれば幸いです。

おすすめの記事