セキセイさんの水浴びってかなり個性的ですよね。
私の知っている水浴びを仕方を思い出していたらなんだか面白かったので、今回はそんな個性的な水浴びを6種類ほど紹介しようと思います。
普通の水浴び
先ずは普通の水浴びですね。
平皿とか水浴び用の容器に浅く水を張ってやってもらうよく見るタイプの水浴びです。
暖かな日差しの中、水面に仁王立ちで立ち、羽毛を膨らませて身体を震わせる様はまさに水浴び!
舞う水滴がキラキラと光を反射してより一層、愛鳥さんの可愛さを際立たせてくれますよね。
ちなみに、この普通の水浴びでも、個性があって、
水に浸かって尾羽を振るだけの子
片翼ずつ広げて水浴びをする子
(その際、何を間違ったのか水の中で横に転がり仰向けになってしまって、飼い主を慌てさせてくれた子もいましたね(苦笑))
入ってはすぐ出て、また入るを繰り返すように水浴びをする子
長いこと水に浸かって、全身びしょびしょになってから出ていく子
(こういう子は風邪をひかないかめっちゃ心配しました)
と普通の水浴びの中でも個性が満載です。(笑)
さらに、団体でのご入浴となると、1羽の水浴びが呼び水となって、愛鳥さんたちが"入れ替わり立ち替わり水浴びをする"という団体さんならではの眼福がそこにあります。(幸)
ただ、団体さんゆえにかなり水が汚れるので、何度か水替えをしてあげないといけませんけどね。
誰も入らなくなったので水浴びが終わったかな?とキレイな水に替えたら、水浴びを再開したとかよくある話です。(笑)
水の濁り具合とかちゃんと見てるんですねぇ…( ; ̄- ̄)
野菜での水浴び
次に野菜についた水滴での水浴びです。
菜挿しに挿した青菜の中へ分け入って行き、青菜の水滴に身体を押しつけるように震わせて水浴びをします。
セキセイさんの羽毛と青菜のコントラストが色鮮やかで見惚れるほどで、たまにチラッと顔をあげる仕草が半端なく可愛いです。
リアル現代社会に迷い混んだ妖精とか天使の類いかと。
ただ、一応言いますと…
水浴びに使用された青菜はもう一度水洗いされることをオススメします。(苦笑)
なんなら、水浴びに使った青菜を菜挿しから引き抜いて、打ち捨てるまでがワンセットの小憎い子もいたりしますので、青菜で水浴びする子の飼い主さんには多少の心のゆとりが必要になるかもしれません。(笑)
その子も、青菜を洗濯ばさみで抜けないようにとめたら、根元からかじって打ち捨てるので、よっぽど"打ち捨てる"という行動に思い入れがあったのかもしれないですしね。
シャワーや蛇口の水にダイブする水浴び
いわゆる、滝行スタイルとでも言えばいいのでしょうか?
流れる水の中にダイブしていく水浴びです。
台所や洗面所まで連れていかれて、飼い主さんの手を足場にして水浴びする子も多いようで、飼い主さんも一緒に水浴びすることになること受け合いです。
ただ、自身の手のひらの上で跳ね回るように水浴びをする姿の愛しいこと。(幸)
"今、ここ、幸せ"です。
1羽と1人、風邪をひかないように気を付けたいところですね。
ちなみに、台所や洗面所まで連れていかないとこの手の水浴びができないかというと、そうでもなかったりします。
あちこちの動画を見ますと、噴水のように水を流してくれる水浴び用の道具があったりするようですし、
私のところでは、浅い容器を受け皿に置き、上からボウルに汲んできた水をチロチロ流すことで仮の滝行スタイル作り出していました。
もちろん、バスタオル等を広げて水浸し対策もばっちりなうえですよ。( ´∀` )b
滝行スタイルが好きな子は「流れ落ちる水」がポイントのようで、ただ水を張っただけでは、なかなか水浴びしてくれないんですよね。
縁にとまって跳ねた水で水浴び
たまに見かけるんですよね、こういう子。
水浴び容器の縁にとまって、決して水の中には入らないけれど、その場でふるふるとエア水浴びをしている子。
どう見ても水がかかっているようには見えないんですが、ようく見ると、跳ね返りの水や気泡が弾けた際に生じる細かい水滴で水浴びをしているようなんですよね。
なので、水面をぱちゃぱちゃと指先で揺らしたりすると、水浴び容器の縁までやってきてふるふる震えだしたりします。
地味に可愛いです。(幸)
たまに、水面を弾いてちょっと大きめの水滴を愛鳥にかけてみたりして、イチャイチャです。
それで、愛鳥にキレられて、反省です。
とにかく、普通に水浴びすればいいのにとは思いますが、本人(本鳥?)にも好き嫌いや拘りがあるのか、
決して水場には足を踏み入れません。
間違ったように水場に入ったとしても、すぐに出ていってしまうんですよね。
でも、また縁の辺りまできて身体を震わせ、エア水浴びしたりします。
それがまた可愛いです。
謎の拘りは本当になんなのでしょうね。(笑)
霧吹きでの水浴び
私は今のところ、話に聞いたことしかないのですが、霧吹きで水浴びする子もいるそうです。
私のところでは鳥カゴ越しに吹き掛けても嫌がられたり、
上を向けて吹いて、雨のように降らせても避けられたり
あまり、好きになってくれる子はいませんでした。
でも、話では霧吹きでの水浴びが平気な子もいるようで、その辺りすごく興味があったりします。
慣れてもらうコツのようなものがあるのでしょうか。
その他、水鳥のように浮く
最後に例外中の例外でしょうが、動画で水鳥のように水面に浮くという水浴びを視聴したことがあります。
軽く翼をひろげることで浮力をとり、器用に水面に浮いていて、本当に足が底についていないんですよ!(驚)
たまたま1回だけ浮いたのかと思いきや、慣れた様子で何度も浮いていましたし、
水面から上がるときも翼を水面にうち下ろすようにすることで器用に離水するんです。
個性的すぎますよね。(笑)
ちなみに、鳥種はセキセイさんでした。
さてさて、私の知っている水浴び水浴びの仕方はこれくらいになります。
まとめると
・普通の水浴び
・野菜での水浴び
・シャワーや蛇口の水にダイブする水浴び
・縁にとまって跳ねた水で水浴び
・霧吹きでの水浴び
・その他、水鳥のように浮く
の6種類ですね。
本当にポピュラーなものから斬新なものまで様々です。
ちなみに、そもそも水浴びをしない子もいたりします。
ですが、生涯水浴びをしなかったからといって病気になるワケでもありませんし、何の問題もありません。
水浴びしない?とアピールする飼い主と華麗にスルーする愛鳥という思い出が増えるくらいでしょうか。
愛鳥という存在は何をしても、していなくても本当に可愛いですよね。
それでは"水浴びしてる愛鳥が可愛い!"という私の叫びにお付き合いいただき、ありがとうございました。